ビルピット清掃について

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ビルピット臭気気になりませんか?

一時的に排水を貯留する排水槽=ビルピット

ビルの地下にある厨房やトイレ等は、下水道管より低い位置にあるため、排水を自然流下で排水することができません。そのため、地下部分で発生した排水をポンプでくみ上げて下水道に排除しています。このとき、一時的に排水を貯留する排水槽を「ビルピット」と呼んでいます。

ビルの排水設備として、ビルピット(排水槽)、排水ポンプ、排水ストラップ、阻集器、排水管、通気管などがあります。

ビルピットにはし尿(トイレ排水)などの排水を貯留する排水槽、洗面器や流しなどからの雑排水を貯留する雑排水槽、外部より地下などに浸透してきた湧水を貯留する湧水層などの区分があります。
また、汚水や雑排水を合わせて貯留する混合槽(合併槽)も存在します。

ビルピットの排水の種類と排水の流れ

排水の種類 内容 送られる水槽 廃棄物の種類
汚水 人体からの排せつ物であるし尿(トイレ排水)を含む排水。
大小便器及び汚水排水槽、排水管内にふん尿、スカムや尿石が付着するため、衛生害虫や悪臭の発生源になる。
排水槽 一般廃棄物
雑排水 洗面手洗い、湯沸室、厨房、浴室、掃除などの排水。
バクテリア、スカムなどの付着により、衛生害虫や悪臭の発生源になる。
雑排水槽 産業廃棄物
湧水 地下において、躯体の亀裂や隙間などからビル内に流入する地下水。
埋立地や地下水の使用制限により地下水位の上昇したビルなどで水量が多い
湧水槽 産業廃棄物
厨房用排水 最終的には雑排水として処理される。
油脂分が多い為、洗い場で阻集器(グリストラップ)を使い油分を分離回収する。油分・食物のクズを集めた後、雑排水槽へ。
雑排水槽 産業廃棄物

ビルピット臭気悪臭発生のメカニズム

ビルピット臭気の特性

  • においの原因物質は硫化水素であり、強烈な臭気です。いわゆる"卵の腐った臭い"がします。
  • 一般に、臭気の発生は短時間(数分から十数分程度)です。
  • 道路上の雨水ますやマンホールの穴から臭いがします。

ビルピットは、ビル内で発生した汚水や雑排水を貯留するため、維持管理が適切に行われないと、悪臭を発生する原因となります。

悪臭は下水道管へのポンプ排水の時、雨水ます等を伝わって大気中に発散します。

ビルピット内で汚水は徐々に腐敗して、硫化水素が発生します。 硫化水素はビルピット内では排水中に溶けていますが、排水ポンプによって公共下水道に排出されるときに気体化、道路上の雨水ますなどから悪臭が発生します。これがビルピット臭気の悪臭が発生するメカニズムです。
ビルピット臭気は、道路上の雨水ます等から臭うため、下水道施設が悪臭発生源であると一般に誤解されがちですが、実際の発生源はビルピットであり、排水槽の構造や維持管理が不適切な場合に、より顕著に発生します。

悪臭の発生原因
  • 水洗便所からの汚水と厨房等からの雑排水を併せて貯留する合併槽からは悪臭が発生しやすい
  • 排水の槽内貯留時間が長くなるに従い、臭気が強くなる
  • 排水槽内の排水ポンプの吸い込み口が高いと、排水後も槽内に多量の汚泥が貯留し、臭気の原因となる

ビルピット臭気悪臭防止対策

ビルピットに対する悪臭防止対策のPOINT

  • 合併槽(汚水や雑排水を合わせて貯留する混合槽) → 汚水槽、雑排水槽(建築計画で指導)
  • 排水の槽内貯留時間を短くする
  • 水槽内の排水ポンプの吸い込み口を低くし、排水後の槽内に残留する排水を少なくすることで汚泥の発生量を少なくする
  • 定期的に清掃し、汚泥を除去する

ビルピットの定期的な清掃

  • 汚泥などの沈殿物や浮遊物が溜まります
  • 水中ポンプが詰まります
  • 水位をコントロールするフリクトというスイッチの誤作動の原因になります
  • 悪臭が発生します(2時間以上の滞留で)
  • チョウバエ等の害虫が発生します
  • 腐食性ガス・硫化水素の発生による建物の劣化が進みます

建築物における衛生的環境の確保に関する法律施行規則(抜粋)

(排水に関する設備の掃除等)第4条の3
特定建築物の所有者、占有者その他の者で当該建築物の維持管理について権原を有するものは、排水に関する設備の掃除を、6月以内ごとに1回、定期に、行わなければならない。

建築物における排水槽等の構造、維持管理等に関する指導要綱(東京都ビルピット対策指導要綱)

(清掃及び維持管理の基準)第5条
排水槽等の清掃に関する基準は次に定めるとおりとする。
一 排水槽は、少なくとも4月ごとに1回定期に清掃し、槽内の汚泥等残留物質を除去すること。ただし、排水の水質、排水量及び排水槽の容量によっては、清掃の回数を増すこと。
権原を有するものは、排水に関する設備の掃除を、6月以内ごとに1回、定期に、行わなければならない。


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